次の出会いに前向きになれないとき、無理に動かなくていい理由
その出会いを、
思い出そうとしたわけじゃないのに、
ふとした瞬間に浮かんでくる。
もう終わったはずなのに、
もう関係ないはずなのに、
「もし、あのとき違っていたら」だけが、
まだ残っている。
決められなかった理由を、
何度も考え直してしまう。
自分が慎重すぎたのか、
わがままだったのか、
期待しすぎだったのか。
答えが出ないままなのに、
自分だけが置いていかれた気がする。
でも、本当は——
あのとき決められなかったあなたは、
何も間違えていなかった。
無理に好きになれなかった。
無理に前向きになれなかった。
無理に未来を描けなかった。
それだけのこと。
「いい人だったのに」
「嫌なところはなかったのに」
そう言われるたびに、
自分の感覚だけが否定されていく。
でも、
理由が説明できない違和感も、ちゃんと感覚。
言葉にできないからって、
存在しなかったことにはならない。
決められなかった出会いは、
あなたの中に“未完成なまま”残る。
でもそれは、
片づけそこねた失敗じゃなくて、
ちゃんと途中で手放した関係。
急がなくていい。
納得しなくていい。
前向きにならなくていい。
ただ、
「あのときは、ここまでだった」
そう言ってあげるだけでいい。
その出会いが残したのは、
後悔じゃなくて、
あなたが自分の感覚を裏切らなかった事実。
それだけで、
今日は十分だと思う。